言わずと知れた、孫正義氏が社長として率いるソフトバンクグループ。
誰もが知っており、知名度を重要視するならオススメです。
ソフトバンク通信三社での採用となっているように、
選考段階ではどの会社に内定をもらうのかがわかりません。
グループでの内定となります。
その三社とは、
- ソフトバンクモバイル
- ソフトバンクBB
- ソフトバンクテレコム
説明会に参加すると、この会社の魅力に気付かされます。
ああ、おれもこの会社に入って、会社とともに成長していきたい。
10年後にはKDDIとdocomoを抜いて1位になりたい。
そう思ってしまいます。
いま冷静に考えると、1位になるなんてどう頑張っても不可能とわかるんですが・・・。
ソフトバンクという名の通り、もともとはソフトの銀行だった会社。
つまり、ソフトウェアの卸をしていた会社のようです。
そのため、技術系の社員なんていませんでした。
ADSL事業を始めるころから(?)、ヘッドハンティングにより
技術系社員を確保しています。
30代後半より年上の技術系社員はヘッドハンティングされた方が多いようで、
見た感じから違います。
当然、給料もたくさんもらっているはずです。
入社後は、三社を渡り歩き、
三社の知識を身に付けた上での活躍が期待されているそうです。
しかし、いいところばかりではありません。
私が感じた、マイナスポイントも記述しておきます。
・大卒も院卒も同額からの給料スタート
院卒としては、2年間を全面否定されているようで納得いきません。
確かに、院を出ているからと言って即戦力になるわけではなく、
会社としては同じ評価というのもわからないでもないですが・・・
・住宅補助がない
ソフトバンクの本社は東京汐留。
ここに勤務となれば、独身寮や社宅はないようなので近くに家を借りないといけません。
当然、家賃は高い。
特に給料が高いわけでもないので、家賃だけで結構な出費となります。
・孫社長のトップダウンである
感じ方は人それぞれでしょうが、孫社長の一声で会社が変わります。
こんなことはあり得ませんが、「モバイルはいらない」となれば、
売り払われて別会社の社員となることもあり、不安でした。
・内定者の辞退率が高い
昨年度は売り手市場ということもあってか、内定者の辞退がとにかく多かったようです。
あくまで、私がそう感じたということで、実際のところはわかりませんが。
選考は2月頃から始まったにも関わらず、6月を過ぎても続いていた気がします。
あと、旧帝早慶レベルの学歴があれば、まず落ちることはないでしょう。
私の知人も7人全員が内定をもらっていました。
こんなことを書きましたが、
docomoやKDDIから内定をもらっておきながら、
辞退してソフトバンクを選ぶ人もいるようなので、
ソフトバンクとともに成長してやるという熱い思いを持った人には最適かもしれません。
選考は、説明会に参加することから始まります(必須)。
HPから説明会の申し込みを行ってください。
少しでも興味があれば説明会に参加することをお勧めします。
きっと志望度が上がるはずです。
また、選考過程はリクルータ制を採用しておらず極めて透明なので、
練習にももってこいです。
◆ 選考過程
・2月中旬 :プレエントリー&説明会申込
・2月下旬 :会社説明会
・2月下旬 :テストセンター受験
・3月上旬 :一次選考の案内メール
・3月上旬 :一次選考の案内電話
・3月中旬 :一次選考(個人面接、大阪)
・3月中旬 :一次選考通過のメール
・3月中旬 :二次選考の案内電話
・3月下旬 :二次選考(個人面接、大阪)
・3月下旬 :2次選考通過のメール
・3月下旬 :最終選考の案内電話
・4月上旬 :最終選考(個人面接、汐留本社)
・4月上旬 :内定の電話
・4月下旬 :内定者懇親会(汐留本社)
・4月下旬 :人事担当者と個人面談
◆ 私の評価
・新卒採用サイト ★★★☆☆
(一通りの情報はそろっているのではないかと思います。)
・説明会 ★★★★★
(選考を受けるためには参加必須です。非常にエネルギッシュな説明会!)
・案内冊子 ★★★☆☆
(そこそこ。社員紹介で入社何年目という表記ではなく、社会人何年目という表記になっていることから、中途採用や引き抜きが多いのではないでしょうか。)
・選考過程 ★★★★
(極めて透明。説明会→SPI→面接3回→内定という形です。中には面接4回の人もいるようですが・・・。)
・給与 ★★★☆☆
(公開されている高額な給与はグループの給与で、社員数も少なくなっている。実際の給与はわからないが、KDDIやdocomoよりは低そうな感じ。実力がある人はどんどん昇進して給与も高くなるでしょうが、ごく一部です。)
・勤務地 ★★★★☆
(東京汐留の本社勤務になれば、まさにドラマに出てくるような世界が。)
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