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2009年度(2009年3月卒業)採用で、鉄道を中心にインフラ業界を受けた記録です。
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img63.jpg日本の大動脈、東海道新幹線を有する超優良企業。入社を憧れる学生は多いが、採用試験を突破するのは超難関学歴が重要視され、東大京大レベルがたくさんいます。

就職ランキングでも常に上位に位置し、人気は衰えません。東海道新幹線はあれだけの運転本数でありながら常に満席に近い乗車率で、収入の大部分を占めています。リニア事業を単独で推し進めようとするだけの財力があるのもうなづけます。

説明会に参加して社員に会うと、JR他社とは明らかに違うオーラが感じられます。日本のトップ企業で働き、高度成長期を支えてきたという自負があるのでしょう。もちろん給与も高く、30代前半で1本の大台に突入するとかしないとか。

大学名を重視する選考というのは有名で、総合職の場合は大学別に採用人数が決まっているという話をよく聞きます。2月に大学別の説明会が開催されますが、自分の大学専用の説明会が開催されず、他の大学とまとめての説明会の案内がされる場合は採用の見込みはかなり低い。

とにかく鉄道マニアを嫌い、最初のリクルーター面談ではそのことをチェックしている印象を受けました。

JR他社との違いは小牧に研究所を有しているところで、リニアはもちろん、新幹線や在来線の技術開発に積極的です。今後ますますリニア事業への注力が予想され、技術系の採用が増えるかもしれません。

夏には泊まり込みのインターンシップが、秋には1dayインターンシップがあります。1dayインターンシップに参加したところで、その後の選考に有利になることはなさそうです。

入社後は、三島の研修センターで新入社員研修があり、その後総合職全員が新幹線の運転士になるようです。基本的に新幹線は自動運転のため、研修にはもってこいなのでしょう。このため新幹線を運転する女性の方も多く見られます。

先輩の話では、採用担当の人事はJR他社と情報交換をしているようで、「鉄道会社で選考を受けているのは御社だけです」と面接で言っても、バレているかも。



◆ 選考過程
・10月中旬 :プレエントリー(JR東海の採用HPから)

・12月上旬 :オープンセミナーに参加

・2月下旬 :大学別の社員懇談会に参加

・2月下旬 :リクルーターから電話

・3月上旬 :リクルーター面談

・3月中旬 :エントリーシート送付

・3月中旬 :リクルーターから電話

・3月下旬 :リクルーターから電話

・4月上旬 :リクルーター面談(1次選考)



◆ 私の評価
・新卒採用サイト ★★★★★
(すごい力が入っています。リクナビなどを使わず、自前で採用システムを用意しています)

・説明会 ★★★★
(大学別の説明会は1回の参加人数が少なく、希望の社員といろいろと話を聞くことができます。)

・案内冊子 ★★★★★
(言うことなし。お金の掛け方が違うなと感じるほど、質・量ともにハイクオリティ)

・選考過程 ★★☆☆☆
(リクルーター制を採用しており、面接回数などは人によって様々。私は1次選考で敗退したので、あまりよくわかりませんが。)

・給与 ★★★★
(給料は鉄道会社の中でもトップクラス。言うことなし。それだけ激務ではあると思いますが。)

・勤務地 ★★★★
(どこに配属となっても、ほかのJRと比べて超田舎はありません。恵まれていると思います)



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img65.jpg都市交通、都市開発、エンタテイメントなども手掛ける大手私鉄。

阪神タイガースという大きな収入源を有し、西梅田に開発したハービスなどの不動産事業は海外ブランドなどの誘致に成功し、阪神ブランドの向上に役立っている。

肝心の鉄道事業は、中心となる梅田-三宮間にはJRと阪急が並行し乗客を奪い合っている。2009年には阪神なんば線の開業が予定されており、神戸と奈良が結ばれることになる。これを機会に近鉄とのつながりも生まれる?

これは、どこの私鉄でも言えることだが、もともと私鉄の採用人数は少なく、技術系はさらに少ない。そのため、車両・電気・施設など各部門で毎年採用が行われているわけではない。2人採用して2人とも車両のみの年度があれば、電気のみの年度もあるだろう。しかし、「今年は電気のみ募集します」と人事からアナウンスがあるわけではなく、技術系としても募集があるだけなので、これに関しては人事との会話の中からさりげなく聞き出すとかして知るしかない。

技術系は大学によっては学校推薦もあるらしい。

採用を担当している人事は入社数年の男性。体育会系。

事務系は知らないが、技術系はリクルータ制をとっている。

地元ということで、神戸大の学生が最も多いようである。


◆ 選考過程
・11月 :プレエントリー(リクナビから)

・11月 :リクナビに就活応援セミナーの案内が届く

・12月中旬 :大学内で開催された説明会に参加

・12月下旬 :エントリーシート配信

・1月上旬 :阪急阪神HD合同説明会に参加

・1月下旬 :阪神のリクルータからメールが届く

・1月下旬 :リクルータ面談

・2月上旬 :エントリーシート送信

・2月中旬 :エントリーシート通過連絡

・2月下旬 :技術系向けの説明会&1次選考の予約

・3月上旬 :1次選考(個人面接)

 

◆ 私の評価
・新卒採用サイト ★★★☆☆
 (リレートークにリクルータが出ていました)

・説明会 ★★★☆☆
 (阪急と合同で、学生の数が多すぎ何も成果が得られなかった。学内で開催してくれた説明会は、社員と1対1で長時間会話することができたので、非常に良かった。なので間を取って評価は3。)

・案内冊子 ★★☆☆☆
 (ちょっと物足りないと感じましたが、採用人数が少ない私鉄では仕方ないかもしれません。)

・選考過程 ★★★★
 (面接を開始する時期が早すぎることを除けば、問題なし。第一志望なら、マスコミや製薬をうけて練習しておくほうがよい。第一志望でない場合は、内定が早く出るのでキープしておくのは難しいかも。)

・給与 ★★☆☆☆
 (給料はそんなに高くない。私鉄自体高くありませんが・・・。リクルータ曰く寮がないので、自分で家を確保する必要があります。HPには独身寮があるとありますが。)

・勤務地 ★★★★★

 

阪急関西大手五私鉄の中でも、最も高いブランドを有し、人気は高く超難関企業。選考は極めてブラック。京大、阪大レベルでも普通にエントリーシートで落とされる。ポイントはいかに早く準備を進めるか。

特定の事業についての募集を行っているわけではないので、不動産事業を希望していても都市交通事業に回されたり、その逆ままたあり得る。
選考の段階から希望は聞いてもらえるので、考慮されるとは思うが、全員が希望通りにはいかない。

公式HPには毎年の採用実績が掲載されているが、理系・文系で分けられているので、どれくらいの人が都市交通の技術で働いているかは不明。
ただ、鉄道事業の電気・車両・施設に関しては毎年1人ずつは採用しているようである。

入社後は、全体研修(アズナスという駅のコンビニのレジをしたりするらしい)のあと、
都市交通事業に配属されると車掌になるための研修が始まる。
自動車の運転免許のように教習所で指導を受けた後、
実際に電車に乗って車掌業務を行う。

約1か月の現場での車掌研修が終わるとすぐ、
運転士になるため再び教習所でのお勉強(8月ごろ~)。これが辛いらしい。
約3か月の勉強の後、11月頃から現場での運転士研修が始まる。
約4ヵ月間、指導員の運転手と一緒に電車に乗務する。
運転士研修が終了すると、ようやく国家資格である免許が発行され、
一人での乗務が始まる。
1カ月もしないうちに年度末となり、次の配属先に移動となる。

都市交通の1年目はこんな感じと、ある先輩から聞きました。


◆ 選考過程
・11月上旬 :プレエントリー(リクナビから)

・11月下旬 :グループワーク『就職活動自分探し』&事業紹介の案内がリクナビ上に届く

・12月中旬 :グループワークの追加日程の案内が届く

・12月中旬 :自己分析セミナー(阪急本社)

・1月 :リクルーターによる大学説明会

・3月 :正雀工場見学

・4月 :1次面接

◆ 私の評価
・新卒採用サイト ★★★☆☆
 (朝07:30に出勤して、22:00に退社するということを採用サイトで書くところがすごい)

・説明会 ☆☆☆☆
 (参加人数多すぎて、あまり参加した意味が感じられなかった)

・案内冊子 ☆☆☆☆
 (これだけ大きな会社なのに、手を抜きすぎかと)

・選考過程 ☆☆☆☆
 (超ブラック)

・給与 ★★☆☆☆
 (総合職は年棒制のため、ボーナスを含めた額が12等分され毎月支払われる。残業代なし。現業の給料は他私鉄と比べて圧倒的に高いが、総合職の給料は特に高くない。)

・勤務地 ★★★★★
 (これは超魅力。JRと違い、沿線ならどこでも通える)


中心となる鉄道事業は大阪の淀屋橋と京都の出町柳を結んでいる。
京都と大阪を結ぶ鉄道は、JRと阪急があるがいずれも淀川右岸を走行しており、左岸側は京阪が独占している。
大阪側は複々線であるが、京都側は複線でしかもカーブが非常に多いため電車はスピードを出せない。

世界初・日本初・関西発などの技術やサービスが多く、説明会でもその点はアピールしていた。

関西では、「おけいはん」の愛称で親しまれている。
「おけいはん」とは、京阪のイメージキャラクターでCMやパンフレットに度々登場する。
一般から募集した女性が起用されている。

2008年11月には京阪中ノ島線が開業
近辺にABC本社やRRホテルなどが存在する中ノ島へのアクセス向上が期待されたが、
利用客は予想よりはるかに少なく、今後の動向が注目される。

なお、京阪グループでは新たな「京阪ブランド」の確立のためGKデザイン総研広島というデザイン事務所と共同でデザイン戦略を進めている。新型車両の導入や、既存車両の塗色変更、駅発車メロディの導入など今後の動きに期待がもてる。

採用を担当している人事は入社数年の男性と1年目の新入社員。
京阪の人事は、やたらとおもしろいことを言って学生を笑わそうとしてくるので、
面白くなくても笑っておきましょう。

リクルータはなし。特に学歴重視という感じは受けない。

技術系の募集は特に少なく、毎年2-3人となっている。

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◆ 選考過程
・11月上旬 :プレエントリー(リクナビから)

・11月上旬 :リクナビにオープンセミナーの案内が届く

・11月上旬 :リクナビに技術系向けのオープンセミナーの案内が届く

・12月上旬 :採用HP「どこまで行くんだ!?京阪」オープン

・12月中旬 :技術系向けのオープンセミナーに参加

・1月中旬 :入社案内パンフレット&エントリーシートが送付される

・1月中旬 :リクナビに内定者のアンケート結果が届く

・1月下旬 :リクナビに『電気・電子・情報工学系』学生向けのメッセージが届く

 

◆ 私の評価
・新卒採用サイト ★★★☆☆
 (京阪が初めて手掛けた数々の"○○初"をPR)

・説明会 ★★☆☆☆
 (学内で開催された説明会は人数も少なく◎。参加していないが合同説明会会場は、立ち見も出るほどの盛況ぶりでなかなか人事とも話せない。)

・案内冊子 ★★★★
 (私鉄としては、十分のボリューム。)

・選考過程 ?
 (私は選考を受けていないのでわからないが、ブラックな選考ではないはず。人事との話が盛り上がっていたにもかかわらず、落とされることはあるようです。)

・給与 ★★☆☆☆
 (よくわかりません。誰か教えてください。)

・勤務地 ★★★★★

 
 

言わずと知れた、孫正義氏が社長として率いるソフトバンクグループ
誰もが知っており、知名度を重要視するならオススメです。

ソフトバンク通信三社での採用となっているように、
選考段階ではどの会社に内定をもらうのかがわかりません
グループでの内定となります。
その三社とは、

  • ソフトバンクモバイル
  • ソフトバンクBB
  • ソフトバンクテレコム

説明会に参加すると、この会社の魅力に気付かされます。
ああ、おれもこの会社に入って、会社とともに成長していきたい。
10年後にはKDDIdocomoを抜いて1位になりたい。
そう思ってしまいます。

いま冷静に考えると、1位になるなんてどう頑張っても不可能とわかるんですが・・・。

ソフトバンクという名の通り、もともとはソフトの銀行だった会社。
つまり、ソフトウェアの卸をしていた会社のようです。
そのため、技術系の社員なんていませんでした。

ADSL事業を始めるころから(?)、ヘッドハンティングにより
技術系社員を確保しています。
30代後半より年上の技術系社員はヘッドハンティングされた方が多いようで、
見た感じから違います。
当然、給料もたくさんもらっているはずです。

入社後は、三社を渡り歩き、
三社の知識を身に付けた上での活躍が期待されているそうです。

しかし、いいところばかりではありません。
私が感じた、マイナスポイントも記述しておきます。

・大卒も院卒も同額からの給料スタート
院卒としては、2年間を全面否定されているようで納得いきません。
確かに、院を出ているからと言って即戦力になるわけではなく、
会社としては同じ評価というのもわからないでもないですが・・・

・住宅補助がない
ソフトバンクの本社は東京汐留。
ここに勤務となれば、独身寮や社宅はないようなので近くに家を借りないといけません。
当然、家賃は高い。
特に給料が高いわけでもないので、家賃だけで結構な出費となります。

・孫社長のトップダウンである
感じ方は人それぞれでしょうが、孫社長の一声で会社が変わります。
こんなことはあり得ませんが、「モバイルはいらない」となれば、
売り払われて別会社の社員となることもあり、不安でした。

・内定者の辞退率が高い
昨年度は売り手市場ということもあってか、内定者の辞退がとにかく多かったようです。
あくまで、私がそう感じたということで、実際のところはわかりませんが。
選考は2月頃から始まったにも関わらず、6月を過ぎても続いていた気がします。
あと、旧帝早慶レベルの学歴があれば、まず落ちることはないでしょう。
私の知人も7人全員が内定をもらっていました。


こんなことを書きましたが、
docomoやKDDIから内定をもらっておきながら、
辞退してソフトバンクを選ぶ人もいる
ようなので、
ソフトバンクとともに成長してやるという熱い思いを持った人には最適かもしれません。


選考は、説明会に参加することから始まります(必須)。
HPから説明会の申し込みを行ってください。
少しでも興味があれば説明会に参加することをお勧めします。
きっと志望度が上がるはずです
また、選考過程はリクルータ制を採用しておらず極めて透明なので、
練習にももってこいです。


◆ 選考過程
・2月中旬 :プレエントリー&説明会申込

・2月下旬 :会社説明会

・2月下旬 :テストセンター受験

・3月上旬 :一次選考の案内メール

・3月上旬 :一次選考の案内電話

・3月中旬 :一次選考(個人面接、大阪)

・3月中旬 :一次選考通過のメール

・3月中旬 :二次選考の案内電話

・3月下旬 :二次選考(個人面接、大阪)

・3月下旬 :2次選考通過のメール

・3月下旬 :最終選考の案内電話

・4月上旬 :最終選考(個人面接、汐留本社)

・4月上旬 :内定の電話

・4月下旬 :内定者懇親会(汐留本社)

・4月下旬 :人事担当者と個人面談


◆ 私の評価
・新卒採用サイト ★★★☆☆
(一通りの情報はそろっているのではないかと思います。)

・説明会 ★★★★★
(選考を受けるためには参加必須です。非常にエネルギッシュな説明会!)

・案内冊子 ★★★☆☆
(そこそこ。社員紹介で入社何年目という表記ではなく、社会人何年目という表記になっていることから、中途採用や引き抜きが多いのではないでしょうか。)

・選考過程 ★★★★
(極めて透明。説明会→SPI→面接3回→内定という形です。中には面接4回の人もいるようですが・・・。)

・給与 ★★★☆☆
(公開されている高額な給与はグループの給与で、社員数も少なくなっている。実際の給与はわからないが、KDDIやdocomoよりは低そうな感じ。実力がある人はどんどん昇進して給与も高くなるでしょうが、ごく一部です。)

・勤務地 ★★★★
(東京汐留の本社勤務になれば、まさにドラマに出てくるような世界が。)
 


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プロフィール
HN:
ななしのたろう
性別:
男性
自己紹介:
・2009年度採用
・学歴は京阪神いずれか
・大学院生
・理系/工学系専攻

このサイトでは、私が就職活動を進める中で感じたことや得た情報を記載しています。中には間違った情報もあるかもしれませんので、あくまで参考適度に。責任持てません。不都合な記載があれば連絡してください。対処します。
就活アドバイス
  • 日頃から新聞を読んでおく。できれば日経。軽く目を通す程度でいい。
  • 日経ビジネスなどを読む。これもパラパラッと見る程度でよい。私はここで得たネタが面接で役に立ちました。
  • 私鉄は難関。
  • 選考ルートは複数あることもあり、情報に惑わされない。
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